自作、パーゴラ自慢。
昨日チラリとお見せしたパーゴラの、完成品はこちらです! 白く仕上がっておりますが、塗装には 「キシラデコール」 を使いました。
キシラデコールは、塗装により木材に成分が浸透するタイプの塗料ですが、木材が腐ったりカビが生えたり、といったことから木材を保護すると同時に、色もつくので便利です。
自宅で使用するものは、扱い易いペンキを使うことが多いのですが、今回はこっち。
「木材が割れたり塗料が剥がれたり、という心配がない」 「雨続きで大量の水分を吸い込んでも、余分な水分は外に自然と排出される」 というような特性を重視しました。
実際に塗ってみると、白ですが、木目もうっすら見えたりして、ペンキよりもナチュラルな仕上がり。 優しい白です。
パーゴラの足元、左は鉢カバーになっています。
ここに、先日ガーデニングショウで買った 「コーネリア」 を入れて、と。
お手入れのし易さを考えて、直接土を入れるコンテナではなく、あえて鉢カバーにしました。 つまり、底板は付いてないってことです。
つるバラを鉢で育てるには、10号(=直径30cmね) くらいの鉢が必要になってくるので、それに対応できるようなサイズ、直径40cmくらいまでは入るように作りました。
そして、右の足元はどうなってるかというと、鉢カバーであり、花台でもある。
ここ、自画自賛ポイントなんですけど、上の部分がはずれるようになっているんです。
最初は、ここにも鉢を置きたいから、ということで、鉢を隠すための “囲い” だけを作る話になっていました。
けど、いろいろ話すうちに、小さい鉢も置けた方がいいし、何も置かないこともあるかも ・・・ と、いろんな場面が浮かんできます。
となると、「フタ」 。 臭いものにはフタ? 使わないときにはフタです! 残った木材で フタを作ることになったのでした。
段差のある場所にぴったりはまるように作ったから、座っても大丈夫。 中に物を入れることもできるので、いろいろに使えるはずです。
今回もそうですが、お客さまと話しながら作っているうちに、予定していた以上のものができたりして、こんなとき、あー仕事って楽しいなぁと思います。
これ、私の仕事に限ったことではありませんね。
しかし、よかったです、完成して。 成せば為るー。