コンポルブルス

niwazou2011-07-15

 小さい朝顔、って感じのこの花は 「コンポルブルス・サバティウス Convolvulus sabatius」 です。
  青い色のこの品種は 「コンプルス・ブルーカーペット」 という名前で流通しています。
 M邸の壁面にこれを植えたのは、かれこれ8年も前。
 当時に比べるとポット苗はよく出回っていますが、壁をこんなふうに覆っているのが珍しいのか、通りががりの人に 「何の花ですか?」 と聞かれることが多いそうです。
  名前がややこしいので、「コンポルなんちゃら・・・」 と答えるMさんと、聞いても 「なんちゃらブルス?・・・」 としか覚えられない人と。
 この繰り返しで、花の名前がいまだ定着していない、M邸の壁面。
 コンポルブルスには1年草もありますが、これは多年草
 最初、4ポットくらい植えて以来、放置状態ですが、こぼれダネで増えたりしてるのでしょう。 時期が来ると葉っぱが茂って花が咲く。 5月〜10月と長い間咲き続け、手間いらずで頼もしい植物なのです。
 さて、この仲間で、これより大きいお花が咲くものに 「コンポルブルス・クネオルム Convolvulus cneorum 」 というのがあります。  
  白いお花は、10cmくらいの大きさで、ますます朝顔に似ています。 花の時期はちょっと早くて、春から初夏。      
 クネオルムの方は、葉っぱも美しいのが特徴です。 写真ではわかりにくいけど、シルバーリーフなんです。
 光が当たると輝く感じの葉と、白花の組み合わせは、個性的。 花つきがよくて、次々に花が咲きます。
 両方ともヒルガオの仲間なので、夕方にはお花は閉じます。