バラが来た!
12月のことですが、注文したバラの苗が届きました。
デカっ ・・・・
3つの苗を注文したのですが、そのうち1つがロング苗(= 長尺苗))だったので、こんなに長い箱で来ました。
ええと、身長は157cmですが同じくらいあったよ。
ロング苗というのは、つる性品種の枝を1m以上に育てたもの。 ある程度枝が伸びてるから、植えてすぐ誘引できて、その翌春からすぐに本来の姿に近い感じで花を楽しむことができるのです。
で、左は普通の苗。 「プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント」 という、ピンクのイングリッシュローズの苗です。
園芸店などに並んでいるバラの苗はプラスティックの鉢に植えられた状態のものが多いけど、この時期、通販などで注文購入すると、このように根が裸の状態で送られる場合が多いです。
畑から掘り上げられ、土のついてない状態。 送るときに鉢じゃない方が都合がいいですからね。
あ、でも、根が乾かないように湿った水ゴケが巻いてあったし、別に問題はないんですよ。 バラ、休眠中だし。
しかし、着いたらすぐに水を入れたバケツに漬けよう。 植え付けるまでは、根っこを乾かさない方がいいからね。
すぐに植えることができない場合もあると思うけど、そういうときは、水の中に 「メネデール」 とか 「HB101」 みたいな活力剤を入れるといいです。 数日は、そのまま漬けてて大丈夫。
ちなみに、この時期、こういう状態で送られたり販売されているものは 「大苗(おおなえ)」 と呼ばれるものです。 前の年の冬に接ぎ木をして、さらに畑に移して秋まで約1年育てられたもの。
つまり2年めの苗なので、基礎体力ができている。
対して 「新苗(しんなえ)」 と呼ばれるものは、接ぎ木して春まで育てて、すぐに販売されるため、幼い苗といえます。