とって、食べ (赤い大根)

niwazou2012-01-05

 お正月になると 「八つ頭」 とか 「くわい」 とか 「チョロギ」 なんていう、ふだん見慣れない縁起モノの野菜が登場します。
 地方によって違いがあると思うけど、お宅のおせち料理には、どんなものが入っていましたか?
 岡山県で生まれ育った私でありますが、我が家のおせちにはクワイが入ってた記憶があります。 「芽が出るように」 っていうアレです。
 それともうひとつ。 お正月に使う人参は、いつもと違う 「金時ニンジン」 だったことが印象に残っています。
 金時ニンジンの色は、オレンジというより赤。 お雑煮とか、煮しめとかにあの赤色が入ると、なんだかいつもと違う気分になるんだよねぇ。
 赤色 = めでたい の法則。 
 で、写真の話に入りますが、こちらはバルコニーで収穫した野菜。 サツマイモっぽく見えますが、こう見えても 「ダイコン」。 「紅化粧」 って名前がついています。
切ってみると断面はふつうの大根と同じく白なんですが、見た目、ムラなく絵の具塗ったんじゃないの?? と思うほどに赤いのよ。
 全体的には、「ラディッシュ」 を巨大にしたものを想像していただくといいと思います。
 これ、白い大根と一緒に使ったら、紅白でお正月っぽい料理ができそう ・・・ ま、スライスしたら、赤さ激減なんですけどね。 
 さて、実際に食材として使ってみると、肉質は硬め。 パリっとしてみずみずしいので、生食向きと思われます。
  年末に収穫した1本は、甘酢で和えて 「なます」 にしましたが、今回はサラダです。 同じくバルコニーどりの 「リーフレタス」 もちょっと入れて。
 厚く切るとアゴが疲れそうだけど、歯触りのよさがいいです。
 この赤いダイコンは、20〜25センチと、ちょっと小ぶりサイズだからと、今回育ててみたわけですが、深型のプランターでちょうどいい感じに育ちました。
 タネまきから収穫まで2ヶ月以上かかるけど、ラディッシュよりも手ごたえも食べごたえもありますよ。
 作り易いので、プランター栽培でぜひ作ってみて欲しいです。