気になる木

niwazou2012-01-26

 写真を撮ったらすぐパソコンに落とし、デジカメのデータは消します。 すると、パソコンの中にはどんどん写真がたまっていきます。
 雪が降ったりして、室内にいるしかない状況になると 「さて、この写真を減らさなくちゃ」 という気分になり、この時期の写真の整理は毎年の恒例行事のようになっています。
 で、写真を眺めていると、毎年毎年この時期に、同じような写真を撮ってることに気づく。
 これなんですけど。
 不思議な雰囲気を醸し出してるでしょ。 いつものお散歩コースで通るお庭なんですけどね。
 お庭を囲う生垣と樹木。 右の方に見える南国風の 「シュロ(棕櫚)」 は勝手に大きくなったものなのか、意図して植えたものなのか謎ですが、明らかに浮いておりますが ・・・ ま、これは置いといて。 いつも目を引かれるのは、左側の背の高い木です。
← これよ、これ。
 薄っ。
 道に面してる側が平らなの。 この木、縦に二分の一に切ったみたいな形をしてるんです。
 このお庭が面してる道、昔はほとんど人通りはなかったんじゃないのかなあ、と思うんですけど、駅から結構近くて、隣に自転車の駐輪所があったりしたので、歩行者の邪魔にならないように剪定するようになったのかな、と思われます。
 たまに人が通るだけの生活道だったら、細い道に大木の枝がはみ出したって、とりたてて問題なかったんだろうけれど。
 まわりの落葉樹が葉を落とし、年末の剪定を終えた冬のこの時期。 目につくんですよねー、この木が。
 毎年、背丈はちょっとずつ高くなって、どんどん薄くなっていく木。 切ってしまうのはかわいそうに思うけど、この姿もなんだか不憫で気になるんです。