野菜作りと 「オシャレ」 の問題
お庭友だちと話していると 「ベランダでの野菜作りも、ナンとかもうちょっと、お洒落にできないもんですかねー」 なんて話が出てきました。
彼女はいま、マンションのベランダガーデンを自分でリフォームしていて、鉢などもペイントしようとしているところです。
そんな彼女にとっては、まず、野菜を作るプランターがダサい。 プラスチック製であることも主流のグリーン系の色も、かっこいいとは言い難いのです。
しかしここで、私はちょっとだけ異を唱えました。
実際にやってみるにつけ、野菜を作るというのはふつうのガーデニングとは少し感覚が違うことを実感しているからです。 限られたスペースで野菜を作って収穫するためには、優先すべきは適切な環境作りと作業のし易さなのよ、たぶん、てなことを。
あ、ちょっと年寄りの説教っぽい? けど、見た目にこだわりすぎて作業しにくいと、結局は楽しくなくなるのよねー。
木製の大きなボックスなんかだと、土はいっぱい入るし見た感じも素敵だけど、土を替えるのも動かすのも重労働、となると、長くは続きません。
とはいっても、見た目の美しさが楽しさの要素になることも確か。 要するにバランスの問題なのですけどね。
というようなことがあった後、ホームセンターにこんなコーナーを見つけました。 いろんな色のプラスチック鉢とか、袋栽培のできる 「お手軽野菜栽培セット」 が並んでいる。
色を変えればお洒落感が出るかというと、そう単純なものでもないけど、グリーン系の定番プランターとは違った雰囲気にはなりそう。 赤、青、白の鉢を組み合わせて、トリコロールカラー菜園なんて、どう?
野菜作りとお洒落の間には、まだまだ工夫の余地がありそうです。
さて、お洒落の問題はさておいて。
場所がないし土とかの用意が大変そう、と野菜作りをためらっている人にとって、材料があらかじめセットされているものは便利です。 トマト、ナス、キュウリ、といろんな野菜専用のものが出ていますよー。
ここまでそろえてくれなくていいけど、土の用意が大変そうという人は、とりあえず 「野菜用」 と書いてある土を買ってやってみよう。 肥料やらなくても、食べられるものは育ちます。
例えばこんな ・・・あ、藤田さん。
NHKの野菜の時間から、ありとあらゆる野菜関連の本でおなじみの藤田先生。 ついに土の袋にまでー!