M邸のバラ 2012の1

niwazou2012-06-01

 M邸の壁面につるバラを植えてから、5年が経ちました。
 壁面で一番広い面積を占めている 「春がすみ」 は、一季咲きでこの時期にしかお花が見られませんが、その美しさは格別。
 お花そのものの可愛らしさはもちろんですが、葉の色や大きさ、咲き方、さまざまなバランスがいいのです。
 可憐でどことなくはかなげ。 桜に共通したものを感じます。
 改良が進むにつれ、つる性のバラにも、お花を何度も楽しめる四季咲きのものが増えてきました。
 「せっかくだから、1回だけじゃなく何度も咲く方がいい」 と思うのは人情だけど、それにこだわりすぎると、思い描いていたような景色にならないこともあります。
 葉の色や大きさ、枝の太さや数。 そんなものも全体の雰囲気作りのポイントになりますからね。
 「春がすみ」は、つるバラの人気品種 「サマースノー」 の枝変わりです。
 枝がわりというのは、突然、親木とは性質の異なる枝が出て来て、その枝に色の違う花が咲いたりすることをいうので “ピンクのサマースノー” ってことです。
  サマースノーともども、枝が扱い易くトゲもほとんどない。 壁面でもアーチでも、どんな場所にも使い易いので、「つるバラは初めて」 という方にもイチオシ品種です。
 ところで。
 先日「iphone でバラを撮ったら、動画になってた」 という一件がありましたが、原因が判明しました。
 デジカメで当然のようにやっていたことなのですが、ズームだと思って触っていたのは 「カメラ→動画」 の切り替えだったらしい。
 あれからも数々の 「揺れるバラ」 を撮影しましたが、やっと今日、学習しました。