M邸のバラ 2012の2

niwazou2012-06-04

 ああっ、もうちょっとなのに。
 「うまくいけば、窓下で両側から伸びた枝が絡むかも」 と淡い期待を抱いていましたが、やっぱり今年はダメだったか。
 玄関前に植えたピンクの 「安曇野(あずみの)」 は順調に育ちましたが、白い方がもうちょっと伸びないとねー。 
 昨年はいい感じに伸びていた枝ですが、秋に壁を塗り替えた際に、ばっさりカットしちゃいましたからね。 今年は仕方ないのですが。
  安曇野は、3cmくらいの小さなお花を咲かせます。
 花のサイズから言うと 「ミニバラ」で、枝は2mくらいなので 「シュラブタイプ=半つる性バラ」 かな、と思うのですが、分類はクライミングローズだったり修景バラだったり様々です。
 要するに、「枝がしなやかで誘引し易く」 「病気にも強くて丈夫」 ということですね。
 花は小さいけれど次々に咲きます。 花がらを残すと秋にはローズヒップも楽しめます。
 ついでに、安曇野の足元に咲いている紫の花は 「エレモフィラ」 です。
 エレモフィラは、クリスマスの頃に特に人気のシルバーリーフ。 別名は 「ホワイトツリー」 です。
  が、夏は夏でこの白さが涼しげに見えるもんで。
 オーストラリア原産で乾燥した気候が好き。 流通し出した当初は、屋外での越冬は難かしいと言われていましたが、経験的にはわりと大丈夫です。 強い。
 ただし、雨が強く当たる場所では倒れやすく、湿気の多い場所では株元が茶色くなります。 そういう意味では、露地植えよりも鉢植えの方がいいかもしれません。 場所を移動できますから。
 さて、冬を越してこの季節になると、お花もきれいなことに気づきます。 さわやかな紫色のお花。
 冬は茎や葉・初夏はお花、と、1年を通じて活躍するエレモフィラ。 ちょっと得した気分になる初夏です。