アリウム・ギガンチューム

niwazou2012-06-05

 植物の名前、カタカナで長いのも多くて、しばらく使わないと忘れてしまうこともしばしばです。
 でも、語呂がいいんでしょうか。 これだけは、いつもなめらかに言えるのよ。
  「アリウム・ギガンチューム Allium Giganteum」
 インパクトのある姿のせいで、忘れにくいのかしらん。 手まり状のお花は、直径15cmくらいもありますからね。
 お花がビックサイズな上に背丈も1m以上になるので、お庭に取り入れるにはそれ相応のスペースが必要と思いますが、うまく取り入れればお庭に立体感が出ます。
 開花期がバラと合うので、つるバラの足元に並んで咲いてるのもいいよねー。
 逆に、背の低い草花の間にポンポンと顔を出してるのも素敵。
 さて、写真で見る限りは大きさがピンとこなくて、「ネギ坊主にそっくり」 と思った方も多いのではないでしょうか。
 「アリウム Allium」 というのは、じつは 「ネギ属」 のことなので、ネギ坊主に似ているのは当然なのです。 
 ガーデニングや切り花に使う、観賞用のものを特にアリウムと呼ぶことが多いけれど、タマネギもニンニクも学名はアリウム。(タマネギ =Allium cepa ニンニク =Allium sativum )
 食用のものはお花を咲かせないことが多いけど、お花の愛らしさを知ると、なんだかもったいない気分になります。