夏は豆 その3

niwazou2012-07-13

  6月の初めに種まきをした 「エダマメ(枝豆)」 が、育っています。 小さく札が写っていますが、「白鳥」 という名のこの枝豆は 「早生(わせ)」 品種です。
 早生品種ってことは、生育期間、つまり発芽から開花・結実までの期間が短いものです。
 枝豆に限らず野菜には品種がいっぱいありますが、「栽培期間の違い」によって 「早生(わせ)」 「中生(なかて)」 「晩生(おくて)」 という分類がありますから、これに注目すると、限られたスペースをより上手に活用できることになります。
 たとえば、5月の終わりに収穫が終わって空いたプランター。 9月には秋冬野菜の準備をしたいけど、6〜8月の間、遊ばせておくのはもったいない、というとき。
 この期間内に植え付け〜収穫が完了する野菜であれば、無駄がなく、栽培の幅が広がりますよね。 そんなときは、作れそうな野菜を選んで、「早生品種」 を検討してみるといいと思います。
 6月スタートで季節が真夏となると、栽培できる野菜は限られてくるけれど ・・・ 早生種を選べば、枝豆も2ヵ月程度で収穫可能!
 というわけで、小松菜を収穫した後に、元気に育っている枝豆・白鳥です。 予定通りにいけば、8月中に収穫が終わるはずです。
 その他、早生品種には 「奥原早生」 とか 「はやいっ茶」 なんてのもあるみたい。
 品種が増えるにつれ、おもしろいネーミングのものがどんどん出てきますけど、枝豆もなかなかです。 「湯あがり姫」 「おつな姫」 とか、ビールのおつまみっぽい。 
 ちなみに、今まででいちばん笑っちゃった野菜の名前は、「いんげん・さつきみどり」 ですが、黒豆の 「快豆黒頭巾(かいとうくろずきん)」 のダジャレ加減もなかなか。
 あ、どっちも 「タキイ種苗」 ね ・・・。
 脱線しましたが、左は枝豆の花。 地味です。