珍しいものを1つ
蝋細工ふうな質感のこれは、「ワイヤープランツ(=ミューレンベッキア)」 の花です。 ぶら下げて育てているコケ玉に咲いておりました。
左側に写っているピンと張った 「テグス」 と比較すると、この花がいかに小さいかおわかりいただけるでしょう。
ワイヤープランツにはお花が咲かない、と思ってる方も多いんじゃないかと想像しますが、じつは咲く。
こーんなに小さくちゃ、咲いてても気づかないですよね。
ワイヤープランツ、屋外に地植えすることもできるし、室内で観葉植物としても育てられる守備範囲の広い植物です。
名前の由来でもある、針金っぽく見える茎が印象的で、お花じゃなく葉・茎が鑑賞の対象になるワイヤープランツは、いわゆる 「観葉植物」 です。
こういうものに関しては、「観葉植物にお花が咲いてびっくりした」 という話を、わりとよく聞きます。
観葉植物はもともと 「お花が咲かない種類」 というわけではないのですが、ワイヤープランツと同様、咲くけど目立たなかったり、条件がそろわないと咲きにくいものが多いです。 原産地は熱帯だったりしますからね。
が、グリーンインテリアとして室内に置いてたものを屋外で育ててみると花が咲いた、ってことがままある。
たいていの植物は、お花を咲かせて子孫を増やそうとするものなので、少ない光で育っていたものが屋外でたくさんの日を浴び風を感じて目覚める! って感じなのかしらね?
ところで。 ワイヤープランツは地植えもOKと書きましたが、霜にあたると葉が落ちてしまうことも多いです。 「外でも冬を越せる可能性は高い」 というくらいの耐寒性なので、ご注意くださいね。