素敵な蕾

niwazou2012-11-19

 たわわに成った赤い実、ではなくて、これは蕾(つぼみ)。 秋が深まって来ると 「スキミア」 の蕾がきれいに色づいてきます。
 お花の種類が限られてくる秋冬に、こんなふうにきれいな蕾ができる植物は少ない。 しかも、花が開く春までずっとこの姿をキープするスキミア。 
 お花や実とはちょっと違う雰囲気、落ち着いた赤色が、クリスマスのみならずお正月の赤として重宝するのです。
 そんな冬のお気に入りのスキミアですが ・・・・ 相変わらず、ちょっと高いのよねー。 価格が。
 出始めの頃よりは気持ち下がったかな、と思いますが、4年くらい前に書いたものを見ると、そうでもなくて。
 季節花と同じ扱いで、気軽に取り入れにくいのが難点です。
 もうちょっと価格が下がれば、メンテナンスに入るお宅でもどんどん取り入れたいわ、と思いながら。
 スキミアは、日本では古くからある 「ミヤマシキミ(深山樒)」 が欧米で改良されて再び日本に入ってきたもの。 もとは日本の植物なのに、特許(権利)の問題とかあるのかしらね。 
 あ、でも、ご自宅の庭に1株取り入れるのにはおすすめ。 毎年一緒だな、と思っている冬の庭が、ちょっと変わること請け合いです。 「木」 ですから、毎年この蕾が楽しめますしね。
 さて、もうすぐ12月。 今年も、年末・年始に向けてお庭をさっぱりとお手入れするシーズンです。
 来週から私もそんな仕事が多くなります。