冬の夜のコンサート

チェロのコンサートに行きました。　
　チェロを弾くようになってからも、楽器のこと・曲のこと・有名な奏者のこと、チェロ周辺知識に乏しかったワタクシですが、レッスンに通ううちに顔見知りの方が増えて、コンサート情報なんかも教えてもらうようになりました。
　で、今年は、いい演奏をいっぱい聴こうかと。
　新年一発めは、チェロ四重奏です。　チェロだけのアンサンブルが聴ける機会は少ないのですが、その上、このＮ響のチェリスト４人の「ラ・クァルティーナ」のコンサートはピカイチなんだそうです。　
　かつて聴いたことのあるＯさん、絶賛。
　写真は今回のホール、上野の　「旧東京音楽学校奏楽堂」　ですが。　これ、明治２３年に建てられた、日本最古の木造の洋式音楽ホールなんだそうです。　中は撮影禁止なのですが、クラッシックな雰囲気が素敵。　夜の外観は、ヨーロッパのコンサートホールのよう。
（ここで昔、滝廉太郎がピアノを弾いたり山田耕筰が歌ったりしたらしいよ）
　一発めにこんな場所で、スペシャルなコンサートが聴けるとは。　幸先がいい感じです。
　演奏はそれはもう素晴らしく、４人のチェリストが並ぶと、素人が聴いてもちょっとずつ音色や弾き方が違っているのに気付いたりして。
　もー、贅沢。
　めっきり腰が重くなって、コンサートに行かなくてもＣＤでいいや、なんて思ってたこの頃ですが、やっぱり生（ナマ）も聴かなきゃいかんですね。