ガーデンシクラメンが、ふにゃ

niwazou2013-01-17

 お天気はいいけど、冷えますね。 夜が寒かったのでお花がふにゃふにゃです。
 「ビオラ」 に霜が降りていますが、これはこのまま放置しておいて大丈夫。 日が当たればシャンとします。 パンジービオラは寒さに強いです。
 その奥にあるシクラメンは凍ってないけれど、だらりと花茎が垂れています。 どっちかというと、心配なのはこのシクラメンの方。
 「ガーデンシクラメン」 は 「ガーデン」 って付いてるから寒さに強いものと思われていますが、実際に育ててみると、寒い時期に花茎や葉がだらーんとなってしまった。 他の花は気温が上がったらもとに戻ったけど、シクラメンは回復しなかった。 というような話はよく聞きます。
 つまり、「寒さに強い = きれいに咲く」 ではないということです。 
 ガーデンシクラメンは球根植物で、寒さで株自体が枯れることはまずないけれど、花や葉は寒さに強いとは言えないのです。 
 左の写真は、週末に使用するために仕入れたもので、この状態で雨の当たらないバルコニーに置いていましたが、雪の翌日、シクラメンだけがふにゃっとなりました。(写真はふにゃっとなる前)
 ここで、あら大変、と水をやってもダメです。 ふにゃ、の原因は水切れではないのにお水をあげて、再び夜間の低温に当たると、ますます元気をなくしてしまいます。
 この花たちはポット苗の状態なので、夜間冷たい風が当たらないようにトレーごと車の中に移動したら、翌日にはほぼ回復しました。 
 しかし、花壇に植えて移動ができないものや、雪の下に埋もれてしまったようなものは、お花が回復しない場合も多いです。 
 しばらく様子を見ることも必要ですが、回復が難しそうなものは、花茎を株元から取り除きましょう。 先述のように、株そのものが枯れてしまったわけではないので、気温が上がればそのうち新しい蕾が上がってきます。 
 ガーデンシクラメンは寒さに強いけど、お花は 「日当たりがよくて、雨や寒風の当たりにくい場所が好き」 ということを心にとめておこう。
 あ、あと植えるタイミングも大事。
 本当は本格的に寒くなる前、年内に植え付けるのがいい。 寒くなる前に根が張っていれば、それだけ強くなりますからね。 
 シクラメンに限ったことではなく、「寒さに慣れさせておく」 ということも、冬を無事に過ごさせるコツです。