いろいろトピアリー
「トピアリー」 を見かけました。
白っぽいけど、これは何の木だろう? と近づいて見ると 「アべリア」 でした。
アベリアというのは、街路樹の足元とか公園とか建物のまわりとか、「ツツジ」 なんかと同じように、ありとあらゆる場所に植えられている低木です。
逆にいうと、1本だけ鑑賞するために植えたり、特別に扱われることが少ない木なのでありますが ・・・ トピアリーは有りですね。
常緑だし、刈り込みにも強い木だもの。
「トピアリー」を日本語に訳すと =“装飾的刈り込み” ですが、まず思い浮かべるのは動物の形じゃないでしょうか。
自然の形をあえて壊して、自然には有り得ない形にするトピアリーは、好き嫌いの好みが分かれるところですが、うまく使うと効果的なアクセントになるんですよね。
一方こちらは 「ラベンダー」 ですよ。
意外な感じですが、ラベンダーもじつは木、しかも常緑樹だからトピアリーになる。
形はまん丸とはいかないし、刈り込む位置や時期には気をつけないといけないけど。
葉にふれればいい香りもするし、「花の咲くトピアリー」 なんていうのも趣が変わっていい。
そう考えると、代表的な 「ツゲ」 や 「コニファー」 以外にも、仕立てられそうな木がいろいろありそうです。