バラと 「背の高い草花」

niwazou2013-04-12

 前回来たときには、まだ雪が残っていて寒々しかったT邸のバルコニーですが、今はこんな風です。
 バラの葉っぱが繁って、蕾が膨らみ始めたものもありますが ・・・ ぱっと見は、あんまり変わらないか。 でも、いい調子なんですよ。
 「バラをきれいに咲かせたい」 というのが、Tさんがバルコニーで優先したいことの第一位ですが、 この2年ほどで弱っていたバラも復活し、つるバラにもたくさん花が咲くようになったので、開花状態には、おおむね満足していただいているようです。
 となると、次は。
 「今よりもっと、バラを素敵に見せる」 というのが、私の考えていること。 今年のT邸のテーマはコレです。 
 1列に並んでいたものの位置をずらしたり、背の高いものを奥にもっていったり、という全体の配置の変更は冬の休眠期に少しずつ行っていますが、今年は周りの植物にちょっと変化をつけてみようかと思い。
 “背の高い草花” の苗を用意してみました。 「ジキタリス」 「カンパニュラ」 「デルフィニューム」 など。
 これらを点々とバラの付近に植えてですね、「バラと競うように咲かせよう計画」 なのです。
 もともとバラの周囲には、「ブルーベリー」 や 「ビバーナム」 といった低木や、球根の 「水仙」 といったちょっと背の高いものもあるのですが、どれもバラとは開花期が合わない。
 年間を通じていろいろな花が咲くのは理想的なのですが、バラの時期にも咲く草花、しかもバラに埋もれない背の高い草花をプラスすると互いに引き立てあって、もっとバラがきれいに見えると思うのよね。
 しかし、開花時期がうまく合うかどうかは難しいところ。 上記のデルフィニュームなんか、すでに開花したものが出回っているけど、いま咲ききってしまうと早すぎるのよねー。
 用意した苗は、3月中に葉が少しだけ伸びたものを入手して、自宅で養生していたもの。 自然な開花時期に花を咲かせてくれれば、バラとうまーく合うんじゃないかと ・・・・
 うまくいくかなぁ。 ドキドキです。