保水材の力は?

niwazou2013-08-02

 水を補給する材料として 「ゲル状の保水材」 というのもあります。
 保冷剤の中に入ってるようなゲル状のものを土に上に置いておくと、徐々に水分が浸透するというもの。
 「ドライウォーター」 という商品を例にとると、成分は純粋な水97.8%、カルボキシメチルセルロース2.0%・硫化アルミニウム0.16%・安息香酸ナトリウム0.04% ・・・らしい。 根元近くの土の上に直接置いて使います。
 給水のしくみは、上記のゲル状の成分が土中の微生物に触れることで反応し、分解されて水に変わる ・・・
 というような化学めいた説明が出てくると、わかったようなわからないような気分になりますが、とりあえず試してみました。
 写真の黄色いのがそれ。
 これは 「チュピプラント」 という商品で、「長期バカンスをとるヨーロッパで大人気」っていう宣伝文句と、扱い易さから選んでみました。 
 容器の中にゲルが入っているタイプなので、底のフタをはずして土にねじ込むだけでいい。 失敗がなくて簡単です。
 1本の内容量は160mlで「1〜2本で5,6号鉢(直径15〜18cm)の鉢に使用すると2週間の水やりが不要」 ということですが。
 とりあえず目安を無視して,直径30cmのオリーブの鉢に1本突っ込んでみました。 あ、保水材を使う前には必ずたっぷりお水を遣ります。
 で、今日で1週間め ・・・・カラっカラです。 もう限界。 昨日あたりから葉がそっくり返り気味なので実験は終了です。
 2,3日めまでは表面の土が湿っていたので、目安に従って4本くらい使えば1週間くらいはいけそうな気もするけど、深さもあるので、大きい鉢で2週間は無理かなという感想。
 ちなみに1本500円弱なので、4本使うと2000円。 成分はナチュラルで植物に優しいようですが、お財布には優しくないです。
 補助的に使ったり、他に対処法がなくてどうしても枯らしたくないものに。