八重桜の季節ですね
以前は、歩いても行けていたM邸。
引っ越したので、毎月のお庭のメンテナンスに伺うのに、自転車で20分くらいかかるようになりました。
と言っても、自転車の20分は気持ちのいいものです。 景色を見ながら、新しい道を探しながら、さまようのは楽しい。
野川(多摩川の支流です)沿いの遊歩道を行くと、桜のピンクと菜の花の黄色。 気づけば季節はすっかり、八重桜の頃になっておりますね。
八重桜の多くは、4月はじめのソメイヨシノ等と比べると、開花期が1〜2週間くらい遅い。
丸くてボリュームのある花は、ソメイヨシノとかに比べると繊細さには欠けるけど、ふんわりと愛らしいですよね。 親しみやすいというか。
山に咲く野生の桜に対して、こういう花びらの多い花は、観賞用に改良されてきた歴史があって、人里近い桜=「里桜」なんて呼び方もされます。
・・・というようなプチ雑学を織り交ぜつつ。
中には300枚も(!)の花びらを持つものもあるようですが、有名なところでは「関山(カンザン)」とか「普賢象(フゲンゾウ)」とか「鬱金(ウコン)」なんてのがあります。
「ウコン」は、たくさんある桜のうちで唯一、黄色の花を咲かせるサクラですが、京王多摩川駅横のフローラルガーデン「アンジェ」にありましたよ、確か。
今が見頃と思われます。 お近くに行かれる際は、ご覧になってはいかがかと。