オシロイバナの香る道
小学校の校庭に咲いていた花。
オシロイバナはそんなイメージです。
道ばたや庭の隅で野生化していることが多く、ガーデニング材料として使われることは少なくなりました。
英名はCommon Four-O'clock
午後4時頃から花が開き始め、翌日の昼までにしぼんでしまいます。 いわば “夜の花” 。
花開くとともにほのかな香りを漂わせ、暗闇に静かに咲いているオシロイバナ。
「夕化粧」 という別名もありますが、こちらの方が、しっくりくる気もします。
こぼれダネで増えます。 草花然としていますが、芋のようなしっかりした根を持っています。 暖地では、地上部が枯れても根っこは生きていていて冬越しします。 見かけと違う、地に足のついた感じ。
日当たりのよい場所では1メートルくらいの高さになりますので、ちょっとした低木(ツツジのような)の代わりにも使えますよ。 ただし、冬には消えてしまいますが。
中でも、白花は上品です。
主張しすぎず、夏の庭を涼しげに彩ります。
AM10:00のオシロイバナ。
しぼんでます。