ももこりん

niwazou2006-09-11

 ネーミングで買ってしまった。りんどうの「ももこりん」。
 秋の七草のりんどうといえば、紫色で、背が高くて、渋い感じでした。「ももこりん」は草丈が20cm程度。岩手県で改良された鉢物向けの品種のようです。
 小さいりんどうで「こりん」。桃色なので「ももこりん」。キュートじゃないか。
 この頃、こういう「流通名」がついてるものが多いですね。「初恋草」とか「幸福の木」とか。
 ちょっとややこしいけど、それにひかれて買ってしまった・・・生産者の思惑通り。
 植物には、学名、英名、和名など、複数の名前があります。            「ももこりん」については、               
学名:gentiana triflora  英名:ジェンチャン                   和名:竜胆(りんどう)  別名:疫病草(えやみぐさ)・・ちょっとおどろおどろしい。流通名:ももこりん
 ももこりんの場合、誰に話しても通じるのは和名の「りんどう」かな。
 植物によっては、この和名の方がわかり辛いものもあります。
例えば、シクラメンの和名は「カガリビバナ」。ダリアの和名は「テンジクボタン」。和名の方が花の特徴をよく表わしていますが、名前を聞いて、すぐイメージできるかどうかは、別の問題なのです。