ももこりん
ネーミングで買ってしまった。りんどうの「ももこりん」。
秋の七草のりんどうといえば、紫色で、背が高くて、渋い感じでした。「ももこりん」は草丈が20cm程度。岩手県で改良された鉢物向けの品種のようです。
小さいりんどうで「こりん」。桃色なので「ももこりん」。キュートじゃないか。
この頃、こういう「流通名」がついてるものが多いですね。「初恋草」とか「幸福の木」とか。
ちょっとややこしいけど、それにひかれて買ってしまった・・・生産者の思惑通り。
植物には、学名、英名、和名など、複数の名前があります。 「ももこりん」については、
学名:gentiana triflora 英名:ジェンチャン 和名:竜胆(りんどう) 別名:疫病草(えやみぐさ)・・ちょっとおどろおどろしい。流通名:ももこりん
ももこりんの場合、誰に話しても通じるのは和名の「りんどう」かな。
植物によっては、この和名の方がわかり辛いものもあります。
例えば、シクラメンの和名は「カガリビバナ」。ダリアの和名は「テンジクボタン」。和名の方が花の特徴をよく表わしていますが、名前を聞いて、すぐイメージできるかどうかは、別の問題なのです。