やっぱり、蚊取り線香かな。

niwazou2006-09-14

一時期より少なくはなりましたが、9月はまだまだ蚊が多い。犬のフィラリア予防薬だって、11月までは飲ませなくちゃなりません。
 今日は蚊の「忌避と駆除」のこと。
 まず、植物の威力はどの程度でしょう?
 蚊よけの効果あり、として「蚊連草(カレンソウ)」「蚊不寄(カヨラズ)」・・など、数種類の植物が販売されています。植物が蚊を遠ざけてくれる、なんてとってもいい話なのですが、残念ながら・・・。
 これらは、除虫菊と同じキク科のハーブだったり、蚊が嫌うといわれる成分を含んでいたりします。でも、ちょっと忌避作用がある、くらいに考えるのがいいでしょう。
 揺らしたりすると、蚊の嫌いな成分がふわーっと漂うかもしれません。が、積極的に蚊を遠ざけるわけではないので、実際、蚊がとまったりします。
 環境にやさしいものは、効きめもやさしい、ということですね。

 となると、やはり頼りになるのは、昔からおなじみの「蚊取り線香」です。
 最近のものは主に、除虫菊に含まれる成分に良く似た化合物(ピレスロイド等)が使われているようです。効果は蚊を忌避、または駆除。
積極的に成分(香り)を漂わせるわけですから、こちらの方が威力あり、なのは当然ですね。同様に、蚊の嫌いな成分を漂わせるロウソクなどもあります(ハーブ系)。
 あとは、自衛手段として長袖、手袋。とにかく肌を出さない。防虫スプレーを使う。

 ところで、蚊取り線香。気になるからだへの影響は?
 人間、犬、猫などは蚊取り線香に使われている成分を「分解する酵素」を持っているそうです(メーカー調べ)。そのまま食べたらお医者さんに行ったいった方がいいけど、香りを吸収する分には問題はないようですよ。

 なお、虫除け効果を期待してハーブを植える場合、出入り口付近や、歩くと体が触れる位置に。犬や猫が踏んで歩く位置とか。効果UPのしかけです。