イノコヅチ、ひとつ。

niwazou2006-10-04

 10月に入って、ハロウィンのディスプレイが本格化してきました。 かぼちゃ、かぼちゃ、かぼちゃ・・・
 ハロウィンって、行事としてなじんでない気もするのですが、人や場所によってはそうでもないようで。
 衣装を着て近所のお宅を回り、お菓子をもらって帰る ・・・ なんてことが、行事として定着している幼稚園等、あるようですね。
 もちろん、事前連絡があるのでしょうけど、新手の “押し込み強盗” みたいな感じも、しなくもない。。。 
 さて、私の場合ハロウィンといえば、松任谷由実さんの「りんごのおいと風の国」の歌詞を思い浮かべます。
  “ ハロウィン いのこづち ひとつ くちづけて セーターに投げたの ” 
 「イノコヅチ」。 はじめて出会うコトバでした。 「植物のクサイぞ、イノコヅチ!」 と思ったものの、確かめることもなく年月は過ぎ ・・・ それが最近、ついに明らかに!
 上の写真の植物が「イノコヅチ」です。 いわゆる雑草です。 何てことはなく、お散歩道に生えてました。
 秋にできるタネが服にくっついたりするようですね。 服にくっつく、といえば「オナモミ」くらいしか記憶のない私ですが、認知度は高いのでしょうか?
 しかし、お花もきれいじゃないし、これといって見どころのない That't雑草 。 (漢字では「猪の子槌」と書きます) 
 根は薬として使われるようですが、ガーデニング材料では、ない。
 でも、耳に残る響きですよね。 歌詞の中では、ちょっと謎めいた雰囲気を醸し出しています。 
 こんな植物を歌詞にしてしまう、そのチョイスがすごい。
 さて、採って来たイノコヅチ。 我が家のみかんちゃんは、お気に召さなかったみたいです。
  
                どれどれ。
  
              ふんっ。
  
             やだっ。あっち行って!