わが家の紅葉前線
わが家から見える風景です。一面に「ハナミズキ」が植えられています。
このハナミズキが、今、紅葉まっさかり。
美しさという点では、モミジのように、わざわざ出かけて行って観るほどのものではありませんが、毎年、このハナミズキたちが、私に紅葉の始まりを知らせてくれる、「紅葉前線」です。
ハナミズキは、庭のシンボルツリーとしても、街路樹としても人気です。 いつのまにか、誰もが知っているポピュラーな木になりました。
高木ですが、比較的生長が遅く、枝ぶりが細かいところ、病害虫のつきにくいところ等。そして、なんといっても花の美しさが人気の理由でしょう。
樹形は、自然な感じで整うので、条件が許せば剪定は不要です。 (でも、背を高くしたくないときは、高さを止める剪定が必要です。)
「花がつかない」という場合は、まず適当でない時期に、剪定をしていないでしょうか?ハナミズキの花の芽がつくのは8月頃。 その年の春に延びた枝の先端にできますので、8月以降、先端を切ると花の芽がなくなってしまう、ということになります。 剪定するときは、時期と剪定位置に気をつけてください。
剪定してないけど、咲かない、という場合は栄養をあげましょう。 花が終わった5月。お礼に・・堆肥。 休眠中の2月。生育に備えてエネルギー補給に・・油カスや骨粉。
花の咲いていた苗を庭に植えたけど、翌年は咲かない、というようなパターンもありますね。これは木がまだコドモなのです。花がつけられるオトナの体になるまで待ってあげてください。
かわいい花が咲いて、赤い実がなって、紅葉して、みどころいっぱいのハナミズキです。