スープ屋で。

niwazou2006-10-11

仕事の合間。ひとりで簡単にお昼を済ませたいときは、スープでランチです。
今日のメニューは「牡蠣のポタージュ」と「セサミパン」。
 もう牡蠣です、よ!
すぐに冬が来てしまいそうです・・でも、おいしかった。
 下の写真は、店内のテーブル席です。両方から座れるようになっていて、真中に「サンスベリア」の鉢が並べてあります。
  
 鉢と鉢の間が開いているので、向かい側が気になるんじゃないの?と思ったのですが、・・・座ってみると結構、快適でした。
 椅子の位置をちょっとズラすと、視線は合わず、相手の姿が見え隠れする、という感じ。これが、前方の見通せない「ついたて」だったりしたら・・ちょっと息苦しい気がします。
 この見え隠れの工夫、お庭を考えるときにも有効です。
 例えば、庭が道に面している場合。人の目が気になって、周囲を塀で囲もうか?フェンス?それとも、生垣を巡らせようか?と考えがちです。
 が、極端な話、点在させた樹木だけでも、目隠しの機能を果すことはできるのです。
 ポイントは植える位置。庭が狭ければ狭いほど、樹木は庭の端に植えて・・・と思ってしまいますが、あえて、位置をずらしてみます。家から近い位置、真ん中より少し外側・・、とバランスをとりながら。そして、樹木には高低差をつけます。
 枝が重なり合うことで、視線がまっすぐに届かないように工夫すると、適度に開けた「セミオープンな庭」ができあがります。
 完全な目隠しはできないけれど、植物がつくる適度な間隔は、柔らかく、風をよく通します。 風が抜けると、庭の状態もよくなるはず。ということは、きっと住んでる人も気持ちいいはず。
 チラチラ見えて、覗いてみたくなる庭。通り過ぎる人も楽しい庭。           私はそんな庭が好きです。