またしても「イヌ」・・が。

niwazou2006-10-14

 昨日の「アンジェ」の写真の手前にある、ピンクの花は「コルチカム」です。 またの名を「イヌサフラン」。
またまた「イヌ」つき植物、発見!
 例によって、サフランに似ているけど、サフランみたいに役には立たないから「イヌサフラン」。 使えないばかりでなく、毒もあるんですって。
 でも、芝生から顔を出す姿が愛らしいイヌサフラン。 これは八重咲き品種です。
 一方、本物の「サフラン」の話。
 黄色いゴハンサフランライス」は、サフランの「雌しべ」で色をつけます。 下の写真が「サフラン」。 赤いのが雌しべです。
 乾燥したサフランの雌しべも売られていますが、自分で育てて雌しべから採取したもので、作ってみるのも楽しそう。
 11〜12月にお花が咲いたサフランから、赤い雌しべを採って、少量のお湯につけて色を出します。 で、ゴハンを炊くときに加えればOK。 あ、味付けは、何かで確認してくださいね。 
 サフランは球根で、クロッカスの仲間です。 着色、香辛料として料理に使う以外にも、生薬としても使われます。
生薬としては貴重で高価。1gが500〜1000円くらいするのだとか。 
小さな雌しべから採取することを考えると、無理もない気がします。