道端の花の底ヂカラ
昨日の山野草の寄せ植えの中にも入っていた「イヌタデ(犬蓼)」。
イヌタデの「イヌ」は・・あ、もういい?
誰もが見かけたことがあるだろう、本当にポピュラーな「道端の花」なのですが、鉢に植え込んでみると、なかなかどうして。 紅紫色が足元を締めています。よーく見ると花もかわいいのです。
鮎の塩焼きについて出てくる「タデ酢」の原材料は、イヌタデの仲間の「ヤナギタデ」。
タデの葉をすりつぶして、酢でのばして作ります。辛みと独特な香りはオトナの味。
「イヌタデ」は残念ながら、葉に辛みが無くて、タデ酢には使えません。
昨日の「園芸クラブ」では、みなさんイヌタデのことを「赤まんま」と呼んでいらっしゃいました。
子どもの頃、イヌタデの赤い花の粒を、オママゴトで使っていたとのこと。「赤飯」とか「ふりかけ」に見立ててたそうですよ。で、「赤まんま」。
子供に帰ったような顔で話されてるのを聞くと、その場面が浮かんでくるみたい。
たかが道端の花。されど道端の花。
あ、食べてるし・・・マズいの?