道端の花の底ヂカラ

niwazou2006-10-19

 昨日の山野草の寄せ植えの中にも入っていた「イヌタデ(犬蓼)」。
 イヌタデの「イヌ」は・・あ、もういい?
 誰もが見かけたことがあるだろう、本当にポピュラーな「道端の花」なのですが、鉢に植え込んでみると、なかなかどうして。   紅紫色が足元を締めています。よーく見ると花もかわいいのです。
 鮎の塩焼きについて出てくる「タデ酢」の原材料は、イヌタデの仲間の「ヤナギタデ」。
 タデの葉をすりつぶして、酢でのばして作ります。辛みと独特な香りはオトナの味。 
 「イヌタデ」は残念ながら、葉に辛みが無くて、タデ酢には使えません。
 昨日の「園芸クラブ」では、みなさんイヌタデのことを「赤まんま」と呼んでいらっしゃいました。
 子どもの頃、イヌタデの赤い花の粒を、オママゴトで使っていたとのこと。「赤飯」とか「ふりかけ」に見立ててたそうですよ。で、「赤まんま」。
 子供に帰ったような顔で話されてるのを聞くと、その場面が浮かんでくるみたい。
 たかが道端の花。されど道端の花。

あ、食べてるし・・・マズいの?