niwazou2006-10-27

 庭の風景は、ベースが緑と茶色でできています。
 「庭全体をどんなイメージにしたいのか?」が、はっきりしている場合は別として・・・
 人工的な色を入れることで、全体の雰囲気をこわしてしまうことがあります。
 より自然風な景色を作りたい、というときは、緑・茶・自然の色だけでまとめると無難。
 でも、なーんとなくメリハリがない、何か足りない、と思ったときには、ポイントとして一色だけ、「さし色」を決めてみてはいかがでしょう。
 「白」はどんな場合でもなじみ易い色です。主張なく、ひっそり色を加える感じ。  そしてもう1色。ガーデンデザイナーがよく使う色ではありますが、わりと失敗しにくいのが「青」です。
 なかでも「フレンチ・ブルー」と呼ばれる青。                       澄んだ青空を思わせるから、植物たちが映えるのかな?
 ただし「さし色」は、使う面積に注意してください。何事もバランス。まずは、鉢や椅子など、小さいものに使ってみるといいですね。                    そして「いける!」となれば、写真のように、トレリスをペンキで塗ってみたりするのも、よし。
 色を変えてみたり、配置を変えてみたり、自分でできる範囲でプチリ・フォーム。  思った以上に全体の雰囲気が変わるものです。