niwazou2006-11-01

 11月です。写真は、これからが旬の植物です。
 学名:サルビアレウカンサ  英名:メキシカン・ブッシュ・セージ   別名:アメジストセージ 
 どの名前もよく耳にするので、混乱します。が、全部、同じものの名前。この紫色の花です。
 さらに「ベルベットセージ」という呼び方もあります。 名前のとおり、手触りがベルベットみたいなのです。 ほわほわしていて独特な、植物らしからぬ感じ。
 紫色の部分は実は「ガク」なので、真ん中に白い小花が出てきたら、それが本当の花。 花が終わっても、ガクの部分が残るので、長い間、きれいな紫色を楽しめるのです。
 明るい色の花が、だんだん少なくなってくるこの季節。 お庭をパッと明るくしくれて、12月くらいまでたっぷり楽しめます。
 と、こんな頼もしい植物ですが、注意すべきは、からだが「デカい」ことです。
 これからは、寒くなっていくのでそれほど生長しません。 が、冬越し後、春からどんどん大きくなりますので、地植えにする場合は、植え付け場所をよく考えましょう。 放任すると、背丈もラクラク1メートル以上になりますからね。
 「セージ」と名前についていますが、薬効はなく観賞用の品種です。 ドライフラワーには向いていますが、それ以外に使わないでくださいね。
 花言葉は「家族愛」。 お庭におひとつ、どうぞ。