自分で剪定、のススメ

niwazou2006-11-09

 アームの長い「高枝切りばさみ」、ミニのこぎり、剪定ばさみ、そして脚立。4点セットをそろえて、今日は樹木の剪定です。
 M邸の玄関に、「シマトネリコ」の木を植えたのは3年前。高さ1.5メートル足らずの苗木でしたが、今や右下、写真のとおり。どっしりと根をおろしました。
 当初、まる見えだった玄関。外からの視線をふんわりと遮る・・のはずでしたが、予想以上の生長ぶり。
 放任すると、茂った葉が玄関を隠してしまい、防犯上よろしくありません。
 「木は自然樹形がベスト」というのも確かなのですが、それは野生の話。       
 自然風なイメージの庭であっても、剪定や管理は、庭をよい状態で維持し、樹木によいシゴトをしてもらうために、大切なことなのです。
 庭の木は、定期的にプロの植木屋さんにお手入れを頼むと安心。
 しかしながら、自分でやってみるのも経験です。 自分のウチの木ですもの。
 巨大になってしまった樹木を、シロウトが剪定することは困難(そして危険)ですが、身長くらいのものからスタートすれば、自分で手入れをしながら育てていくことが可能です。
 その手の本はたくさん出ています。 時期と基本的なやり方をチェックして、ぜひぜひ挑戦してみましょう。
 そして、欠かせないのは木に対する「愛」、よ。 植木屋さんだって「その枝、邪魔だからぶった切る!」なんて人、いくら技術があっても信用できません。
 木は「邪魔になったから切る」のではなく、「いい状態で育てるために切る」のです。

 左の写真は、2003年植え込み直後。 シマトネリコは常緑樹。 観葉植物としても人気の木です。 病害虫の心配も少なく丈夫ですが、環境があうとこんなふうに大きくなります。