■
キャベツのまん中が、ちんまりと丸まってきました! 「結球」です。 芸術的ー。
一時は、全部アオムシに食べられちゃうかと思った紫キャベツ 「レッドルーキー」 ですが、なんとかもちこたえました。
ここまで育てばもう大丈夫。 巻いた葉が硬くしまってきたら、収穫です。
キャベツは 「アブラナ科」 の野菜。
アブラナ科といえば、ブロッコリー、コマツナ、チンゲンサイ、大根、カブ などなど、他にもおなじみの野菜がたくさん。
一見、あまり共通点のなさそうな顔ぶれですが、お花をみれば仲間であることは一目瞭然です。
お花の写真は「白雪体菜」という、アブラナ科野菜のものです。 ね、アブラナ(菜の花)にそっくりでしょう?
キャベツもコマツナも花はやっぱり黄色くて、菜の花みたい。 ダイコンの花は白いけど、やっぱり姿が似ています。
そして、このアブラナ科の野菜、虫の大好物というところも共通点。
なかでも、キャベツのように葉を食べるもの、そしてブロッコリーは、無防備に育てると、あっという間にひらひらのレース状に。 葉脈を残してつんつるてんになります。
モンシロチョウが卵を産み付けるアオムシ、日中は土の中にひそんでいるヨトウムシ(ガの幼虫)などなど。 野菜たちは、上からも下からも、狙われているのです。
作ってみるとわかるけど、「無農薬野菜」 と騒ぐのは簡単。 でも実行は難しい。
市販のオーガニック野菜は、「手をかけて作られた芸術品」 なのかも、と思います。