niwazou2006-11-21

  今日は、最高気温が19℃近くあったそうですよ、東京。上がったり下がったり、気温の変化が激しいこの頃ですが、この調子だと、まだしばらくは、秋のバラを見られそうです。
 写真は「グラハム・トーマス」といいます。代表的な「イングリッシュローズ」です。
 バラの育種で有名な一家の、グラハム・トーマスさんにちなんで付けられた名前だそうです。
 バラは魅力的な花です。切花としては、大人から子供まで知っているし、ガーデニング歴が長くなると「バラも育ててみたい!」という人が多いのです。
 品種改良が重ねられて、形、色、香り、本当に多種多様。このバラに限らず、名前にまつわるエピソードなどを知るのも楽しいです。
 さて、「オールドローズ」だの「ランブラー」だの「ティーローズ」だの。バラの分類は複雑です。それについては、また別の機会に触れるとして・・
 「グラハム・トーマス」は、「イングリッシュローズ」と紹介されるバラです。
 「イングリッシュローズ」というのは、1970年代に有名になった、比較的新しいバラのグループです。古くから栽培されてきた「オールドローズ」と、品種改良で作られてきた「モダンローズ」の両方の性質をあわせ持った、欲張りなバラ。       デリケートな姿と、多彩な色。四季咲き性で香りもあって、そして丈夫です。
 バラ入門のガーデナーに、適したバラでもありますよ。
 12月は、バラの大苗がたくさん出回る時期です。お気に入りの1本を見つけて、今年の春は、バラ・デビューを企んでみてはいかがですか。