niwazou2006-12-16

 今月の庭仕事は・・・ 「今年の始末」と「冬越しの準備」。
「今年の始末」は年内に。
 夏から咲いてる1年草、インパチェンスマリーゴールドなどが、まだ細々と咲いている場合があります。 
 が、さすがにもう限界。 残しておいてもきれいな花は咲きません。 そろそろ霜も降りる時期なので、撤去しましょう。
 庭の落葉樹も、大方、葉を落とす頃です。 
 こちらは、放っておけば自然に落葉しますが、枯れたままいつまでも落ちず、汚らしいものは、葉をとってやっても構いません。 よく見ると、葉の根元に新しい芽が出てきていることを確認できるでしょう。
 不要なものは片付けて、さっぱりした状態で、年末年始を迎えましょうではありませんか!
 そして「冬越しの準備」。
 寒さ、霜、風などの対策を開始します。                         
 寒さに弱い植物は、軒下や室内へ移動。
 たとえば、熱帯、亜熱帯原産のもの。 室内に取り込みたいけど取り込めない鉢ものは、鉢の部分にエアーキャップ(プチプチ)を巻いてあげたり、ひとまわり大きな鉢に土を入れたものを重ねて二重鉢にしたり、根を冷やさない対策を考えましょう。
 花壇は霜よけの準備を。
 霜が降りると、霜柱で草花や球根の根が持ち上げられ、地表に根っこが出てしまうことがあります。
 根が地上に出ると、乾いて枯れてしまうので、心配な地域の方は、霜よけ対策をするとよいです。
 もっとも手軽で簡単なのは、腐葉土を使った「マルチング」。           
 マルチングの材料はいろいろありますが、「腐葉土」を使うと経済的です。     
 大袋入りの腐葉土を買ってきて、根元全体に敷き詰めます。 厚めに。 
 腐葉土を入れると土の質がよくなるから、春になったら土に混ぜ込んでOKです。 手軽ですね。
 こんな感じで、できることを行いましょう。                      
 何かと忙しい時期です。 神経質になる必要はありません。 とりあえず、外で冬越しが無理なものだけは、12月中に部屋の中に入れてあげて下さいね。
 なお、屋外の草花も、室内の観葉植物にも、冬の間、肥料をあげる必要はありません。 暖かい場所で次々に花を咲かせるものは別として、大部分の植物は、冬は休眠期です。 活動してないのです。
 眠っている子を起こして、無理やりヘビーな、栄養価の高いものを食べさせる必要があるか? いや、あるまいっ。
 この時期の植物は、適宜お水をいただいて、日に当ててもらって・・からだを維持できればいいのです。