クリスマスの赤い実
クリスマスの赤い実といえば、これ。 「サンキライ(山帰来)」です。
お庭に植えられることはめったにないけれど、今の時期はいろいろな場所で目にしますね。
クリスマスのデコレーションに使われるので、外来種かと思いきや、日本の山の中に自生していています。
昔は「毒消しの実」として使われていて、必要なときに「山」に入って実を食べて「帰」って「来」る、ということに由来した名前です。
そして、もうひとつの名前は「サルトリイバラ(猿捕茨)」。
「つる性」の木なのですが、つるにはトゲがあって、猿もトゲにひっかかるからだそう。
さすがに、在来種。どちらも、ヒトの生活に根付いた名前ですね。
写真は、布の模様もサンキライ!
リースやアレンジに限らず、束ねて置いたり、ガラスの器に入れておいたり。
サンキライの実があるだけで、何となくクリスマスの雰囲気になりますね。