niwazou2006-12-26

 ふぁー。あくび出ちゃったよ。
 少し前まで、黄色い葉で覆われていたお散歩道の「イチョウ(銀杏)」の木も、すっかり葉を落としました。
 黄色くなるのも、銀杏が落ちるのも、例年より少し遅かった?と思っていましたが、年内にはきっちり葉を落としました。
 年の暮れ、来年に持ち越すことなく、今年の仕事を終えたイチョウの木です。
 で、イチョウの落ち葉を見ていて、あれ?と思うことがありました。下の写真、やけに葉に切れ目が入っていると思いません?
 あまり、気にしてみたことがなかったのですが、ふつうのイチョウの葉には切れ込みがないイメージ・・だったのです。
       
 で、調べてみますと、どうやら、葉の切れ込みが深いものが「オス」の葉、切れ込みのないものが「メス」の葉、と考えていいらしい。一概には言えないけど。     イチョウにオスの木とメスの木があるのは有名ですが、葉の形も違っているのですね。
 子ども向けの野外学習などでは、裂けてる葉をズボンに見立てて「男」、裂けていない葉をスカートに見立てて「女」として、オスの木とメスの木を説明したりするそうです。このごろはズボンはいてる女の人が多いから、説明しにくくなってるかもしれないですけど。
 街路樹によく使われるイチョウは、ほとんどが「オス」。実が落ちるといろいろ不都合があるので、もっともなことですが、イチョウの木のオス、メスは、種をまいて十年くらい経ってからでないと判別できないそうです。だから、街路樹に使う木は、性別不明の株に、オスの木を接木(つぎき)するんだとか。
 イチョウなんて、すごくなじみのある木だと思ってたけど・・・まだまだ知らないこと、いっぱいあるなぁ・・・。