niwazou2007-01-19

明日は「大寒」。本格的に寒さ厳しい季節の到来です。
 この季節の庭は「冬眠中」。そして一方では、寒さに耐えながら、地中で着々と春の準備を始めている、そんな状態です。
 この時期にすべきことは、実作業としては、あまり多くありません。逆に「冬眠中だからこそできること」を、します。
 たとえば、
●落葉樹の植え付け(植え替え)、剪定  →根の活動が鈍い季節なので、株への負担が少なくて済みます。バラも同様。つるバラの枝の誘引も今が適期。
●樹木への「寒肥(かんごえ)」                             →根の活動が活発になる春に向けて、あらかじめ地中に「油かす」などの「有機質肥料」を埋めておきます。有機質肥料はじわじわ浸透して、ちょうど生育期の春に効いてきます。  
 そして、もうひとつ、「春からの庭作りの計画」を練りましょう。
 カタログや本を見ながら、2007年の庭について思いを巡らせるのも、今が適期。 冬の間のこんな時間の使い方を、イギリスでは「アームチェア・ガーデニング」というそうです。日本じゃ、さしずめ「コタツガーデニング」、かな。
 出来上がりをイメージしよう!これ、冬の大事な宿題です。                                     (0さん、写真のモデルありがとう!)