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我が家の「紅梅(コウバイ)」が咲き始めました。先日「コケ玉仕立て」にしたヤツです。スタイル悪いんですけど、咲くとそれなりにカワイイです。
梅はよい香りがします。「ふくいくとした」という表現がぴったり。小さい我が家の梅も、よい香りを漂わせています。
「桜切るバカ、梅切らぬバカ」という言葉を聞いたことがありますか?
これは、どちらかというと「桜の木は切るな」、に重点を置いていると思われます。 桜は、切り口に水が入るとそこから腐りやすいので「切るな!」なんですが、実は、桜と梅の楽しみ方の違いも、よく表わしています。
桜は自然に大きく育った姿、並んで一斉に咲く姿、散る姿が特に愛されます。 一方、梅はもっと身近な感じです。
見やすい高さにある花を愛でて、香りを感じる、そんな楽しみ方です。だから、梅を切るのは大木にしないため、人が見やすい高さに花を咲かせるため、と考えると、納得・納得です。
いかにも、日本の花木、というイメージの梅ですが、中国が原産です。