はだか木の楽しみ

niwazou2007-01-25

 寒かろうが雨が降ろうが、朝か夕、1回は必ず犬の散歩に出かける(1回は夫)ので、毎日、近所をうろついています。
 最近は、上を向いて歩くことが多い冬の日。葉の落ちた木の枝ぶりを見るのが好きなのです。
 桜やハナミズキ、ヒメシャラ・・裸木の姿もとても美しい。枝の間から見る青空も、これまた美しい。
 お庭に木を、という時、「葉が落ちるからイヤ」「掃除がイヤ」、ということで、落葉樹はねぇ・・という方もいらっしゃいます。
 「常緑樹」=葉が落ちない。掃除しなくていい。ずっと緑がある。            
 「落葉樹」=葉がいっぱい落ちて掃除が大変。冬は葉がなくてさみしい。      
 このようなイメージは、大筋は正しいけど、若干、間違っています。
 まず「常緑樹=葉が落ちない。掃除しなくていい」は×。
 常緑樹も生きてますから、葉が落ちないということはありえません。 落葉樹とは葉の落ち方が違っていて、新しい葉と入れ代わりに古い葉が落ちる。 だから、一度に大量には落ちないけど、少しずつ落ちています。
 新緑の頃には結構まとまった量の葉が落ちる木もあります。 考えようによっては、ある時期に一度に葉が落ちた方が、お掃除は楽かもしれません、よ。
 冬のこの時期、ちょっと裸木にも注目してみてください。 葉のない姿も、いいもんです。 葉があったり、花が咲いたり、実がなったり、色が変わったり、葉がなかったり・・一本でこんなに色々な姿を楽しめる落葉樹は、やっぱりお得な植物です。
 家事を受け持つ人にとっては、「掃除の手間」は暮らしていく上で結構、大きな問題です。 主婦の私も経験済み。 でも、あえてお勧めします、落葉樹。 一本あると、身近に小さな四季を運んでくれます。
 植物を選ぶ時の優先順位は、人それぞれですが、ちょっと視点を変えてみると、予想外に楽しいお庭ができあがるかもしれませんよ。
・・・・さて、私、明日からしばらく留守につき、ブログもちょっとお休みです。     
 2月1日には再開の予定。2月からまた、よろしくお願いします!