あらしの後に
昨日は風の強い日でした。
天気予報に従って、ベランダの植物たちが飛ばされないように、安全な場所に移動しておきました。
そして今朝、ベランダに出てみると・・
12月のはじめに植えた「ヒヤシンス」が花開いていました。ああ、なんて可憐なの。
秋に植え込み春に咲く球根は、たくさんの種類がありますが、今年は、パンジーとともに「チューリップ」を。 そしてもう一種類、ガラスの容器に、白いヒヤシンスを植え込んだのです。
ヒヤシンスといえば。
小学生の時に、水を入れた容器で「水栽培」をしませんでしたか?
球根の中にすでに花の芽を持っている、球根植物は、からだに蓄えた養分によって、水だけでも花を咲かせることができるのです。
今回はちょっと違うことを、と、「ハイドロカルチャー」という方法にしてみました。
ハイドロカルチャーは、簡単に言うと、いわゆる「土」の代わりに、「人工の園芸用土」を使って栽培する方法。水栽培の一種です。
写真をよーく見ると、普通の土より粒が大きいでしょ?
下の写真は植込み時。もちろんこの後、球根の上にも園芸用土を入れています。
この人工園芸用土は、セラミス、ハイドロボール、レカント、など、さまざまな名前のものがありますが、いずれも粘土を高温で焼き発泡させた、軽い粒々状のもの。
詳しい説明はここでは割愛しますが、水の分量に気をつけながら、底に穴のない容器で栽培します。
で、無事、開花の時期を迎えました。
嵐が過ぎて、乱れたベランダに咲いたヒヤシンス一輪。 まさに、掃き溜めに鶴。
春の花が順に咲くたびに、気持ちもホカホカしてきますね。
(ハイドロカルチャーについては、また後日!)