お花見の予習

niwazou2007-03-15

 昨日、立ち寄った「多摩森林科学園」は、現在は一般の人に公開されていますが、もとは国の「林業試験場」です。
 さまざまな木を育てたり、種子を採取したり、交配させたり、ということが試験的に行われている場所なのです。
 よって、国産種から外来種まで、ありとあらゆる木が植えられているのですが、この中には、すばらしい「桜の保存林」があります。
 全国各地の桜が約250種で、1700本。江戸時代から伝わる栽培品種や、天然記念物のクローンなど、2月〜4月下旬と桜が咲き続けるのです。250種ですよ、250!
 ここは、飲み食いしながらお花見ができるような公園ではないけれど、それだけにとっておきの名所、なのです。
 といっても、今はまだ、つんつるてんです。                       この中で、もっとも早く咲く「寒桜(カンザクラ)」が何本か咲いているだけでした。
 ということで、今日は、売店で購入した「さくらの絵はがき」を見て楽しむことにしましょう。ちょっと早い、自宅でお花見。予習して、本物を見に行こう!
         
 こうしてマジマジと見ると、桜とバラは、花の形がよーく似ています。どちらも同じ「バラ科」の植物ってことですね。雰囲気は全然、違うんですけどねー。
 ちなみに、売店では「さくらのトランプ」も売ってました。一枚一枚、違う種類の桜の木です・・「で、それ、いつ使うんやー!」と言われそうなので、買うのはぐっとガマンしました。オトナだわ。