■
「クレマチス」というと、多くは春から夏にかけて花が咲き、秋は葉を落として枯れ枝のような姿で冬を越します。
が、ここ数年、常緑で冬にも葉を落とさず、寒い時期から花の咲くタイプが出てきました。
いわゆる「冬咲きクレマチス」です。
写真はそのひとつで「ユンナネンシス(アンスンエンシス)」という種類。我が家のベランダでは、1月の後半から咲き始めました。
花びらは肉厚な感じで、緑がかった白色。他の多くの「冬咲き」もそうであるように、ベル形で、下を向いて咲きます。
花は楚々として、控えめな印象。見て見て、って感じじゃないのです。オトナの女をイメージさせる花、かな。
和にも洋にも似合いそうですが、実際にお庭で使ってみたことは、まだありません。ただいま、鉢植えにて観察中。
しかしながら、地植えの方がより向いているだろう、ということは確実です。ツルの勢いが強いので、ツルを思い切り伸ばせる場所を確保することが必要でしょう。
しかし、葉もきれいだし、今後、お庭で活躍する有力なメンバーになりそうですよ!
これは、咲き終わった後。タネもフワフワしてかわいいです。