中庭のある家に住みたい

niwazou2007-04-16

 日曜日に、「中庭の上手な取り入れ方」というセミナーを聴いてきました。
 最近、都市住宅で人気の、「中庭」をもうけた住宅についてのお話です。カタカナでいうと「コートハウス」。
 狭い敷地でも、中庭を造ることで、風通しがよくなったり、日照を確保できたり。そして、外部の自然を、身近にとりこめる、ということです。
 紹介された住宅は、確かによく考えられた素敵な家ばかりでした!
 住宅の写真がないので、コートハウスの実例が見たい方は、こちらをどうぞ。このお二人が今回の講師です。
http://www.jia-kanto.org/online/architects/data/002okawa/ 
http://www.houseco.jp/db/?_action=ViewWork&wrid=1996
 印象としては、中庭での植物の役割は、エレメント=構成要素のひとつなのかなー、ということでした。
 植物は印象的なものを数少なく、というアドバイスもあって、中庭は庭といえども、住宅空間の一部。いわゆる「ガーデン」ではないけど、大きな木を一本入れると、「なんとなく自然をとりこんだ気がする」「緑のある生活ができる」、という感覚なのですね。
 確かに、それも然り、です。 落葉樹が一本あるだけで、新緑の季節だなー、とか紅葉してきたなー、とか、家の中から、毎日そんな光景が見られるのですからね。
 庭の仕事をしている私としては、外庭を、そのまま内部に持ってきたみたいな、そんな中庭の例を見てみたいな、という気持ちでセミナーに参加したので、ちょっと物足りなかったのですが。
 ・・という、私個人は、中庭のある家にあこがれています。理想としては、中庭にどーんと大木のある「コートハウス」に住んで、その横に広ーい外庭がある、というのがいいな。外庭には、四季折々の植物が混在していて、その手入れをしながら暮らすの。
 しかし、そのためには、いったいどのくらいの土地とお金が必要なんでしょう。生きてるうちには、実現は不可能かと思われます。