庭作業 4月
この季節に降る雨は、植物の生長を促すといいますが、この頃、晴れ間が少なくて困ります(仕事とか、散歩とか、洗濯とか・・・)。こちらは、今日も午後から雨。
しかし、お庭の植物は、ぐんぐん生育している4月です。
咲き終わった花を摘んだり、伸びすぎた茎を切って形を整えたり、咲き続ける草花には肥料をやったりと、その気になれば、やることは盛りだくさん。
秋冬から植えつけている「パンジー」や「スウィートアリッサム」などは、こうした手入れによって、ゴールデンウィークの頃まで楽しめますので、ちょっとがんばりましょう!
さて、この時期にちょっと困るのは、「咲き終わった球根植物をどうするか?」ということです。
チューリップ、スイセン、ムスカリ、などなど。お花がなくなると、とたんに愛情がさめてしまいがちな球根たち。だらりん、と垂れた葉が場所をとってしまって、邪魔だから葉を切ってしまいたくなるのです・・・が、んが。
ちょっと待った!
来年も花を咲かせたいと思うなら、ここでぐっとガマンして、葉をそのままにしておくことがポイントです。
左のは、スイセン。地味だ・・
球根植物は、今が、球根を大きくしたり、新球を作るための養分を蓄える期間なのです。残った葉が光合成をして、パワー充電。
だから、花を咲かせた後、抜け殻みたいになっている球根から、葉を奪ってはダメなのです。
植えっぱなしにせず、掘り上げるタイプのもの(チューリップなど)も、葉が黄色くなって自然に枯れ始めるまで、そのままに。あ、1年草扱いのする場合は、別ですよ。抜いてください。
そして、花のお礼に肥料をあげましょう。きれいな花をありがとーの気持ちを込めて。
根の生育がよくする「カリ(K)」の成分の多いものがよいです。