日本庭園でランチ

　昨日、八王子にある「うかい鳥山」で、ゴージャスにお昼ゴハンを食べて来ました。
　お庭の学校ともだちと、お庭見学を兼ねての会食でありましたが、いやはや、こんなスゴイところがあろうとは。
　東京暮らしの浅い私は、まったく知りませんでしたが、この「うかい亭」というのは、とっても有名なお食事処だそうです。
　高尾山に広がる６５００坪（！）の敷地に、作りこまれた日本庭園。庭園の中に、合掌造りや、茶室のような離れが点在しています。
　通された離れの建物は、池に面していました。個室で４人。なんか「お忍び」？に使えそうな雰囲気です。
さて、いただいた献立は、「地鶏の炭火焼」が中心のコースです。　テーブルの真ん中に、炭火が置かれ、じゅーっと焼きながらいただきます。
　シメの「麦とろ」、んもー、おいしいですっ・・・と、食べ物の話ばっかりじゃなくてっ。
　手入れのいき届いた日本庭園は、やっぱり気持ちが落ち着きますね。
　川からお水を引き込んであって、園内には池があり、飛び石の間をさらさらと水が流れています。
　季節の木々と山野草。今は、モミジの赤い芽と新緑がきれい。あちこちに、白くて可憐な「ニリンソウ（二輪草)」が咲いています。
　
　夜には篝火（かがりび）が焚かれるそう。日本庭園の要素、てんこ盛りです。
　食後は庭園内を回遊し、山野草園を散策。お茶を飲んだり、ちょっとした休憩ゾーンもあって、まるで観光旅行に出かけたようでした。
　日本庭園って、計算され、手を尽くして造られた芸術品。ほんとに、ほんとうにそう思います。