遠目がいいの
年齢を重ねていくにつれ、アップの写真は避けたくなるもんですが、これもあんまり接近しない方ほうが・・・と思う花「ジキタリス」。
花の内部の斑点、シミのようですね。ちょっとおどろおどろしいです。
ゲイジュツテキ、って言えないこともないか。
しかしながら、遠目に見ると可愛らしくもあり、美しくもあり。
「イングリッシュガーデン」とか「ボーダーガーデン」なんて名前のついているお庭に、よくよく登場する植物です。
別名「フォックスグローブ」=「きつねの手袋」の通り、袋状の花は「手袋」みたいに・・・見える?
1m前後、という背の高さを活かして、後ろの方に植えることも多い植物ですが、後方にあってもインパクトがあります。
こう見えて、半日陰(明るめの日陰)でも大丈夫。扱い易いのです。
写真のような色のほか、もっと濃い色もありますが、個人的には「真っ白」がおススメ。
白い花ばかりを集めた「ホワイトガーデン」を作るなら、個性的な形と、高さを持ったジキタリスは、ポイント造りに重宝します。
一見、派手に見えますが、配置によって、和風の庭にもイケますよ。
この時期、すでに花の開いた苗もお店に並んでいます。
丈夫な植物ですが、植え付ける際には、水はけをよくしてくださいね。水のたまるような場所には、向きませんので、あしからず。