バラの切り花
ハナミズキ、ツツジが終わって、今度はバラ。そんな季節になりました。
バラが、お庭で咲き誇る様子は、とっても贅沢な気分です。
が、室内から見えない位置に咲いているとか、もっと身近で楽しみたいわ、という場合は、切り花でも楽しみたいものです。
主につるバラなどの、1年に1回しか咲かないものは、切ったらその年はもうお花は見られませんが、「四季咲き」「繰り返し咲き」のバラは、花を切ってやることは、次の花を見るためにも、必要なことです。
花が枯れてしまってから切ってもいいけれど、早めに切って、室内で楽しむのも、とってもよいこと。
それでは、バラの切り花を、上手に楽しむポイントを2つほど。
まず、切るタイミングは「つぼみが開きかけた頃」がよいです。
花瓶にさすと、ほぼ確実に、そのまま開花していくからです。
固いつぼみは、水揚げが悪いと、開かずに枯れてしまったりする場合もあるし、開ききったものは、花びらの散るのが早い。だからやっぱり、よい時期に切ってあげましょう。
そして、「切るときの位置」について。
それほど神経質になることはありませんが・・
葉っぱをよく見ると、枚数が3枚だったり、5枚だったり。花に近いほど、枚数が少ないことが多いはずです。
切るときは、「5枚ついてる葉」の上で切りましょう。できれば、5枚の葉を、2つか3つ付けて切るといいです。
3枚の葉っぱのところからは、次に出てくる芽がしっかりしてないことが多いのです。だから、5枚葉の上。
茎を長く切りたい場合は、逆に、枝元から「5枚葉を3〜4枚残して」切りましょう。
バラに詳しい方にとっては、常識かなー?ま、ここで確認、ということで。
切り花、自信をもって、存分にお楽しみ下さい!