半日陰って。

niwazou2007-05-16

 路地の「アジサイ(紫陽花)」の、つぼみが目立つようになってきました。
 自然に咲くアジサイの、お花が満開になるのはもう少し先ですが、雨の中でアジサイの咲く景色を想像すると、ああ、梅雨・・・と思う反面、待ち遠しくもあります。
 日があまり当たらなくて、お花はちょっと・・という場所でも咲いてくれる、うれしい植物、アジサイ
 しかし「日が当たらない」といってもいろいろありまして、まったくの日陰は、さすがのアジサイも嫌いです。
 アジサイは「日陰を好む」のではなく、「日陰に耐える」植物なので、これから育てる方は、植え場所、置き場所を検討して下さいね。
 さて、「日陰」と「日なた」。よく使うけど、あいまいでわかりにくいな言葉ですよね。
「日陰」といっても、明るい日陰、完全な日陰、木漏れ日のさす日陰・・・と色々です。午前中だけ日陰、とかいうパターンもあるし、季節によっても、日の当たり具合は違う。
 中でも、ガーデニングの説明でよく出てくる「半日陰」はクセモノです。最初に聞いたときは、何だこりゃ?と思いましたもん。
 今だ説明しにくい言葉なのですが、「直射日光でない、やわらかい光が当たるような状態」、と訳す?のが適当でしょうか。または、「朝日や夕日が数時間は当たる状態」も「半日陰」と表現します。 
 誤解を恐れず、具体的には。 時間で言うなら「2・3時間以上の日当たりがある場所」、と言ってしまおう。そして、環境で言うなら「葉の茂った木の下」とか、が「半日陰」。
 アジサイは、半日陰、または日なたを好む植物です。3時間以上は日の当たる場所で、元気に育ててくださいね。