T邸のプチ花壇も、4年が経過しました。
 初めは、 「土の厚みがない」 ということで、植物がどの程度育つものか心配もしましたが、ほとんどが、取り越し苦労でした。
 今日の写真は、現在の様子。 花壇を造った当初と、平板の配置も変わっているんですよ。
 左が、お手入れ前の状態、右がお手入れ・植え替え後の状態です。
  
 奥の鉢の右側には、クリスマスローズが育っています。
 クリスマスローズは、根がまっすぐ下に伸びていくタイプの植物なので、 「育つといいな」 という期待を込めて植えたのですが、結果は、杞憂でありました。 4年たった今年は、株も大きくなり、花もたくさんついたそうです。
 半日陰の環境も合っていたのでしょうが、植物の順応性には感心、そして歓心。
 球根や樹木はちょっと無理ですが、草花類は結構、なんでも大丈夫。 あまり背の高くなるものは、バランス的に合わないけれど、ひょろっと高くなる 「サルビア」 や 「ツボサンゴ(ヒューケラ)」 のようなものは、よいアクセントになりました。
 植える際に、一般に売られている3号程度(9cmくらい)の、無理のない大きさの苗を選ぶ、ということも大事ですが、小さい苗もちゃんと大きく育っていきます。  
 そして今回の植え替えは。
 小さいタイプの 「アガパンサス」 ・ 這う形の 「コンポルブルス」 ・ 「サルビア・コスミックブルー」 などの青い花、 「マリーゴールド」 「メランポジウム」 などの黄色い花をアクセントに、 「アゲラタム」 「インパチェンス」 の白い花や、 「ラミウム」 や 「アサギリソウ」 といった、シルバー系の葉モノを植え込みました。
 冬からの植物を植え替えて、茂っていた葉を整理し、水遣りの大変な小さい鉢を整理。 T邸の夏を迎える準備が終了です。