あじさいコレクション

niwazou2007-06-06

 「趣味の園芸5月号」に、「ハイドランジア売り上げベスト10」が載っていました。
 「ハイドランジア」というのはアジサイ属の学名ですから、ざっくりと「=アジサイ」と考えてよいです。
 まず1位は「隅田の花火」、2位「フェアリーアイ」、3位「城ヶ崎」・・・と続きますが、名前だけ見ても、なんのこちゃわからないですね。
右の写真は、たぶん、1位の「隅田の花火」。
 まん丸じゃなくて「ガク咲き」。名前のとおりに、花火がパンパンとはじける様子がイメージできるから、印象に残るのか、これは一般的に知名度が高いです。花色は白ですが、ちょっと青紫を帯びることもあって、上品。
 こんなアジサイが1株あると、薄暗い場所も、ぱぁーっと明るくなりますね。
 さて、アジサイの中にも、印象が派手なのと地味なのがあります。色のせいだけじゃなくて、花の形や葉っぱの質感などが、よーく見ると違うのです。
 左は、いわゆる「手まり咲き」。昔から、お庭にもよく植えられているタイプ。いかにも、アジサイって感じですね。
 そして次の写真は「ヤマアジサイ」。

 花の形は「隅田の花火」と似ていますが、よーく見ると、葉っぱは光沢がなくてマットな感じです。そして、薄手。花のみならず、受ける印象は、ちょっとはかなげです。
 開花時期は、ヤマアジサイの方がちょっと早いです。育っている環境にもよりますけどね。