帰省(4) 金魚ちょうちん
岡山の私の実家から途中、山口県の夫の実家に移動(またまたクルマで3時間半!)。
夫の実家は瀬戸内海に面した、柳井市というところにあります。海が近い、お魚のおいしいところです。
あえて何か有名なものをあげるとすると、国木田独歩とか、「甘露しょうゆ」とかですが、もともと柳井市は静かな町です。
そんな柳井市が、町おこしというのか、観光ポイントにしようとしている?と思われるのが、駅周辺の「白壁の町並み」です。
整備されてきれいになっているというので、お義母さんとみかんちゃんと一緒に、プチ観光してみました。
[:W150] これは、蔵の中。
白い漆喰の壁の商家が並ぶ一角に、こんなふうに見学できる場所が何件かありますが、規模は小さいので、あっという間に見終わってしまいます。
白壁の町っていうと、「倉敷」を見慣れている岡山県人の私としては、正直、物足りないんですけど・・・これだけはお気に入り!なのは、「金魚ちょうちん」です。
[:W180] ちょっと間抜けな顔が愛らしい「金魚ちょうちん」は、和紙と竹ひごでできています。
そもそも「お迎えちょうちん」として使われていたものですが、今は白壁の街のシンボルです。この時期、軒下にずらりとつるされていて、風にヒラヒラと揺れている風景は、夏らしくていい感じ。
夜には、この金魚に明かりが灯るそう(〜8/19)なので、夜もきれいだろうな。
結婚する前、はじめてこの町に来たとき、記念に買って帰った金魚ちょうちんですが、10年以上経ってすっかり色が褪せてしまいましたので、今回、また新しいのを一匹買って帰りました。
ただいま、マンションの居間で、エアコンの風でユラユラしている金ちゃんです。