古桑庵で、いっぷく

niwazou2007-08-20

 先週で山場は越えたというけれど、きのうも今日も、やっぱり暑いじゃないかー。
 こんな暑さの中、きのう日曜日は「自由が丘」をぶらぶらしてきました。
 前回、6月の「東京ミッドタウン」から2ヶ月。お庭の学校友だちで行く、お庭見学会です。
 今回お目当ての物件は、「古桑庵(こそうあん)」。自由が丘の住宅街にあるカフェ、というか、茶寮です。
 大正時代末期に立てられた日本家屋で、お茶が飲めるのです。家屋が、庭をコの字に囲むように建っているので、庭の緑を眺めながら、お座敷でお茶。
[:W180] なぜかしら。のんびり・まったり、落ち着くのは、庭から差し込む、穏やかな光のせいでしょうか。
 庭には「古井戸」や「つくばい」があります。
足元には、さまざまな大きさの「石臼(いしうす)」を利用した「飛び石」が並んでいるのも楽しく、かっちりした日本庭園とは違った趣があります。
[:W150] 歩くという実用的な目的とともに、庭の雰囲気造りにも役立つ「飛び石」は、もともと外国にはなくて、日本独自に発達したもののようですね。
 さて、茶寮のメニューは、抹茶をベースにしたものが中心ですが、私は「黒蜜オーレ」を頼んでみました。
[:W150] 星型です、バリスタ
 こんな徹底した日本家屋に、住んでいたことがあるわけじゃないけど、こうして畳に座ると、庭を眺めると、無性に懐かしい気がするのはなぜでしょう。
 日本人のDNAが、そうさせるのでしょうか。ハテ?